個人事業主向けオンライン会議ツールの選び方|Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsを比較

顧客との打ち合わせやオンライン相談を始めるとき、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsは代表的な候補になります。

3サービスともビデオ会議を開けますが、個人事業主が確認したいのは「映像と音声で話せるか」だけではありません。

たとえば、

・相談が40分以内で終わるか
・60分を超える面談があるか
・相手にアプリをインストールしてもらいたくないか
・画面を見せながら説明するか
・会議を録画する必要があるか
・GoogleカレンダーやOutlookから予約したいか
・参加者を入室前に確認したいか

によって必要なプランが変わります。

この記事では、2026年9月9日にZoom、Google、Microsoftの公式サイト・公式ヘルプで確認できた情報だけを使い、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsを同じ基準で比較します。

「最も安全」「最も使いやすい」といった実測していない順位付けは行いません。

※料金・機能・利用条件の情報確認日は2026年9月9日です。契約前には各社の最新公式情報を再確認してください。

  1. まずZoom・Google Meet・Microsoft Teamsを比較
  2. Zoom|無料版は最大100人・40分
  3. Zoom Workplace Proの料金と時間
  4. Zoomは相手にアカウントがなくても参加できる
  5. Zoomの会議URLは招待リンクとして発行できる
  6. Zoomは無料版でもパソコンへ録画できる
  7. Zoomの待機室とパスコード
  8. Zoom Proを解約したら録画に注意
  9. Google Meet|無料版は最大100人・60分
  10. Google Meetの有料料金
    1. Business Starter
    2. Business Standard
  11. Google Meetは相手がGoogleアカウントを持っていなくても参加可能
  12. Googleカレンダーから会議URLを発行できる
  13. Google Meetの画面共有・字幕・背景
  14. Google Meetの録画は対象有料プラン
  15. Google Meetにも待機室・参加承認がある
  16. Google Workspaceを解約する場合はデータを先に保存
  17. Microsoft Teams|無料版は最大100人・60分
  18. Teams Essentialsの料金
  19. Teamsは相手のアカウントやアプリがなくても参加できる
  20. Teamsの会議URLを作る
  21. Teams無料版でも画面共有・背景・字幕・チャット
  22. Teams Freeでは会議録画できない
  23. Teamsのロビーで入室を管理する
  24. Teamsの有料プランを解約するときもデータを保存する
  25. 顧客とのオンライン相談では「相手の参加手順」も重要
  26. 30分相談か90分講座かで無料プランの意味が変わる
  27. 録画が必要なら保存場所まで比較する
  28. 録画は参加者へ事前に説明する
  29. 顧客情報・機密情報を話す場合の注意点
  30. どのサービスを選ぶかは仕事内容から決める
    1. 短時間の相談が中心
    2. Googleカレンダーを中心に予定管理している
    3. Outlook・Microsoft 365を仕事で使っている
  31. まず無料版で確認すること
  32. まとめ|無料時間より「参加・予約・録画」まで見る

まずZoom・Google Meet・Microsoft Teamsを比較

項目ZoomGoogle MeetMicrosoft Teams
無料会議時間最大40分最大60分最大60分
無料参加人数最大100人最大100人最大100人
小規模事業向け有料例Zoom Workplace Pro。月払いUS$15.99、年払い価格は購入画面で確認Workspace Business Starter 年契約時月800円、Standard月1,600円。録画はStandardTeams Essentials 年契約時月額換算599円+税
有料時の会議時間Proは最大30時間対象有料プランでグループ通話最大24時間Essentials等では最大30時間
相手のアカウント基本的に不要Googleアカウントなしでも参加可能。承認が必要になる場合あり不要で参加可能
アプリなしのPC参加ブラウザ参加可能。ただし主催者設定等によるブラウザから参加可能対応ブラウザから参加可能
画面共有無料から対応対応無料から対応
録画無料でもPCへのローカル録画。クラウド録画は有料無料版では不可。Workspace Standard等の対象プランTeams Free単独では不可。Teams Essentialsや対象Microsoft 365で対応
背景変更対応対応。利用環境・プランによる機能差あり無料版でも対応
字幕自動字幕あり字幕ありライブキャプションあり
会議チャットありありあり
カレンダーGoogle・Microsoftカレンダー等と連携Googleカレンダーと統合Teams・Outlookカレンダー等
スマートフォンiOS・Android対応iOS・Android対応iOS・Android対応
主な入室管理待機室、パスコード等主催者の参加承認、待機室等ロビー、参加者・発表者設定等

無料版の上限だけを見ると、Zoomは40分、Google MeetとTeams Freeは60分です。

ただし、40分と60分の差だけで決める必要はありません。

録画、カレンダー、顧客側の参加方法まで含めると違いが見えてきます。

Zoom|無料版は最大100人・40分

Zoom Workplace Basicは無料です。

2026年9月9日現在、

・1回最大40分
・参加者最大100人

のミーティングを開催できます。

回数自体は無制限と案内されています。

画面共有、チャット、バーチャル背景、待機室、自動字幕なども利用できます。

40分という制限は、短い相談なら問題にならない場合があります。

一方、初回相談、打ち合わせ、講座などで45分~60分程度を予定する場合は、無料版の時間制限を前提に進行する必要があります。

Zoom Workplace Proの料金と時間

Zoom Workplace Proでは、1回のミーティングを最大30時間開催でき、標準では最大100人が参加できます。

2026年9月9日に確認した日本向け公式ページでは、月払いについて、

1ユーザー月US$15.99

と表示されています。

年払いも選べますが、今回取得した公開ページでは年払い時の具体的金額を確実に取得できなかったため、推測せず公式購入画面で確認とします。

なお、Proにはクラウド録画用ストレージも含まれます。

Zoomは相手にアカウントがなくても参加できる

Zoom会議へ参加するだけなら、原則として参加者にZoomアカウントは必要ありません。

主催者から送られてきた会議リンクを開き、表示名を入力してゲストとして参加できます。

パソコンでは、主催者側で「ブラウザから参加」リンクが有効になっていれば、Zoomアプリをインストールせずブラウザから参加することもできます。

ただし主催者が、

「認証済みユーザーだけ参加可能」

と設定している場合は、参加者にもサインインが必要です。

そのため、顧客向け相談で「アカウント登録なしで参加してもらう」ことを重視する場合は、会議を作るときの認証設定も確認してください。

Zoomの会議URLは招待リンクとして発行できる

Zoomでは会議を作成すると、参加用リンクとミーティングIDを発行できます。

参加リンクにはミーティングIDだけでなく、設定によってはパスコード情報も含められます。

このリンクを、

・メール
・予約確認メッセージ
・カレンダー招待

などで顧客へ送れます。

毎回違う顧客と面談する場合は、会議URLの使い回しだけでなく、案件ごとにミーティングを作る方法も検討してください。

Zoomは無料版でもパソコンへ録画できる

ZoomではBasicを含む無料・有料アカウントで、パソコンへのローカル録画を利用できます。

音声、映像、画面共有などをパソコン内へ保存します。

一方、Zoomクラウドへ録画を保存するクラウドレコーディングは有料アカウント向けです。

つまり、

「Zoomは無料でも録画できる」

ことと、

「無料でZoomクラウドへ録画を保存できる」

ことは別です。

また、スマートフォンで録画したい場合などは条件が異なるため、利用端末も確認してください。

Zoomの待機室とパスコード

Zoomには待機室があります。

参加者を一度待機室へ入れ、主催者が確認してから会議へ入室させられます。

顧客との1対1相談では、前の相談が終わる前に次の顧客が会議室へ入ってしまうのを避ける目的にも利用できます。

ミーティングにはパスコードを設定することもできます。

さらに有料プランでは、認証済みユーザーだけを参加可能にするなどの制限も設定できます。

ただし、設定を厳しくすると顧客側の参加手順も増えます。

「セキュリティ設定を多くするほど必ず良い」のではなく、扱う情報と参加者に応じて設定する必要があります。

Zoom Proを解約したら録画に注意

Zoomの有料サブスクリプションを解約しても、契約期間終了までは利用できます。

その後Basicへダウングレードした場合、クラウドレコーディングは有料契約終了後30日間利用可能ですが、その後完全に削除され、復元できないと公式ヘルプで案内されています。

したがって、有料版を解約する場合は、必要なクラウド録画を事前にダウンロードしてください。

パソコンへ保存したローカル録画は、Zoomクラウド録画とは別に自分で管理します。

Google Meet|無料版は最大100人・60分

Googleアカウントがあれば、Google Meetで無料のビデオ会議を開催できます。

2026年9月9日現在、

・参加者最大100人
・グループ会議最大60分

です。

1対1の通話については、公式ページで時間制限なしと案内されています。

Zoom無料版の40分を超える相談が多く、録画は必要ない場合には、この60分という上限が比較材料になります。

Google Meetの有料料金

小規模事業者向けGoogle Workspaceでは、2026年9月9日現在、年間契約時の月額表示で、

Business Starter

月800円/ユーザー

・100人までのビデオ会議
・30GBのストレージプール
・独自ドメインメールなど

Business Standard

月1,600円/ユーザー

・150人まで
・会議録画
・ノイズキャンセリング
・2TBストレージ
・予約ページなど

と案内されています。

柔軟な月契約では、

Starter:月950円
Standard:月1,900円

と表示されています。

14日間の無料試用もあります。

録画が必要なら、Starterではなく録画を含むStandard等の対象プランかを確認してください。

Google Meetは相手がGoogleアカウントを持っていなくても参加可能

Google Meetでは、Googleアカウントを持っていない相手も参加できます。

無料版では、参加者がGoogleアカウントでログインするか、主催者から参加承認を受けることで参加できます。

つまり、顧客全員にGoogleアカウントを作成してもらう必要があるわけではありません。

参加者には会議リンクまたは会議IDを伝えます。

Googleカレンダーから会議URLを発行できる

Google MeetはGoogleカレンダーと組み合わせて予約できます。

Googleカレンダーで予定を作り、Google Meetのビデオ会議を追加すると、参加用URLを含む予定を顧客へ送れます。

またGoogle Meet自体から、

・今すぐ会議
・後で使用する会議
・Googleカレンダーで予定を設定

といった方法で会議を作成できます。

普段Googleカレンダーで顧客との予定を管理している場合は、予定と会議URLを同じ場所で管理できるかを確認するとよいでしょう。

Google Meetの画面共有・字幕・背景

Google Meetでは画面共有に対応しています。

資料、ブラウザ画面、プレゼンなどを顧客へ見せながら説明できます。

字幕も利用できます。

背景については、

・ぼかし
・背景画像
・各種エフェクト

などがあります。

ただし背景やエフェクトの種類は、端末、アカウント、Google Workspaceのプランや管理者設定などで異なります。

「Google Meetならすべての背景機能を無料で使える」と一括りにしないほうがよいでしょう。

Google Meetの録画は対象有料プラン

Google Meetの録画は、対象となるGoogle WorkspaceやGoogle Oneなどの有料プランで利用できます。

録画したファイルは、会議主催者のGoogle Drive内の「Google Meet」フォルダへ保存されます。

主催者と録画開始者には録画リンクがメールで通知され、予定された会議ならカレンダー予定にもリンクが追加されます。

録画開始・停止時には参加者へ通知されます。

さらに管理者設定によっては、録画などを開始する際に参加者へ明示的な同意を求める設定も利用できます。

Google Meetにも待機室・参加承認がある

Google Meetでは、外部参加者などが「参加をリクエスト」し、主催者が承認してから入室させる方法があります。

また対象環境では待機室機能も提供されています。

待機室では主催者が、

・参加者を個別承認
・待機中の参加者を確認
・自動承認設定

などを管理できます。

利用可能な待機室機能はアカウントやWorkspaceプランなどによって異なるため、自分の契約で利用できるか確認してください。

Google Workspaceを解約する場合はデータを先に保存

Google Workspaceを完全に解約する場合は注意が必要です。

Google公式ヘルプでは、解約後はGmail、Calendar、MeetなどのWorkspaceコアサービスへアクセスできなくなり、選択する解約方法によってユーザーデータが削除される可能性があるため、必要なデータを解約前にエクスポートするよう案内しています。

特にGoogle Meetの録画をGoogle Driveへ保存している場合は、必要な録画ファイルを保存してから解約してください。

「Meetの有料機能を使わなくなるだけ」と考えず、Google Workspace全体の解約がメールやDrive等へ与える影響も確認する必要があります。

Microsoft Teams|無料版は最大100人・60分

Microsoft Teams Freeでは、

・最大100人
・最大60分

の会議を開催できます。

画面共有、チャット、背景変更、ライブキャプションなども利用できます。

顧客との30~60分程度の相談で録画が不要なら、無料範囲でも試せます。

Teams Essentialsの料金

小規模事業者向けのMicrosoft Teams Essentialsは、2026年9月9日現在、

年払いで月額換算599円/ユーザー+税

と案内されています。

最大300人が参加でき、最長30時間の会議、会議録画と文字起こし、ユーザー1人あたり10GBのクラウドストレージなどが含まれます。

Microsoft 365 Business BasicもTeamsを含むプランとして提供されており、年払いでは月額換算1,049円/ユーザー+税です。

こちらにはTeamsのほか、Web・モバイル版Word、Excel、PowerPoint、ビジネス用メール、1TBストレージなどが含まれます。

オンライン会議だけが必要ならTeams Essentials、Officeやメールなども必要ならMicrosoft 365全体で料金を見る、という比較方法があります。

Teamsは相手のアカウントやアプリがなくても参加できる

Microsoft Teams Freeの会議は、参加するだけならMicrosoftアカウントは必須ではありません。

パソコンでは会議リンクを開き、

「このブラウザーで続ける」

を選べば、アプリをインストールせず参加できます。

対応ブラウザとしてMicrosoft Edge、Firefox、Safari、Google Chromeなどが案内されています。

アカウントなしで名前を入力し、ゲストとして参加できます。

ただし、アカウントへサインインした場合に利用できるチャット履歴など、参加方法によって一部機能差があります。

Teamsの会議URLを作る

Teams Freeでは、

・今すぐ会議を作成
・日時を指定して会議を予約

の両方が可能です。

予定された会議には参加リンクが発行され、リンクをコピーして顧客へ送れます。

Outlookの予定表との連携も可能です。

顧客へメールで予約日時を送る業務が多い場合は、OutlookやMicrosoft 365と合わせて管理する方法も比較できます。

Teams無料版でも画面共有・背景・字幕・チャット

Teams Freeでは画面共有を利用できます。

パソコンだけでなくスマートフォンからも画面を共有できます。

背景変更にも対応しています。

ライブキャプションも利用できます。

会議チャットは会議中だけでなく、予定した会議については会議前・会議後も確認できます。

ただし、匿名ゲストやサインインしていない参加者では利用できるチャット機能に差が出る場合があります。

Teams Freeでは会議録画できない

ここは無料版と有料版を分けて確認する必要があります。

Teams Free単独では会議録画は利用できません。

Microsoft 365 Personal、Family、Premiumなど対象のMicrosoft 365契約者や、Teamsのビジネス向けライセンスでは録画機能を利用できます。

Teams Essentialsも録画に対応しています。

Microsoft Teams個人用で録画した場合、参加者全員に録画開始が通知されます。

公式ヘルプでは、Microsoft 365個人向け契約者が作成したTeams個人用の録画はクラウドへ保存され、30日間利用できると案内されています。

ビジネス向けTeamsでは保存場所・保存期間等の仕組みが異なる場合があるため、自分が契約するプランの条件を確認してください。

Teamsのロビーで入室を管理する

Teamsにはロビーがあります。

会議設定で、

・誰がロビーを迂回できるか
・誰を発表者にするか

などを管理できます。

参加者が招待リンクから来た場合、一度ロビーで待ってもらい、主催者が確認してから入室させる運用もできます。

Microsoft 365の対象有料プランでは、参加者のカメラ、マイク、チャットなどをさらに管理できる機能もあります。

Teamsの有料プランを解約するときもデータを保存する

Teams EssentialsなどMicrosoft 365 for business系の有料契約は、契約終了後に段階的にアクセスが制限され、最終的には顧客データが削除されます。

Microsoftは、有料サブスクリプション終了時に必要なデータをバックアップするよう案内しています。

Microsoft 365 for businessでは一般的に、

Active
↓
Expired
↓
Disabled
↓
Deleted

というライフサイクルを経ます。

Disabled状態では通常ユーザーがサービスへアクセスできなくなり、最終的なDeleted状態ではデータが削除されます。

具体的な日数や扱いは購入形態・契約条件で異なる場合があるため、録画やチャット、OneDrive等に残した重要データは契約終了前に保存してください。

顧客とのオンライン相談では「相手の参加手順」も重要

主催者側が使い慣れているだけでは十分とは限りません。

顧客との面談では、

会議URLを開く
↓
名前を入力する
↓
カメラ・マイクを許可する
↓
入室する

程度で参加できるほうが適している場合があります。

Zoom、Google Meet、Teamsともアカウントなしで参加できる方法がありますが、主催者側の設定や参加者の環境によって手順は変わります。

初めて利用する顧客には、

「開始時刻」
「参加URL」
「アプリが必要か」
「マイク・カメラの確認方法」

などを事前に伝えておくと、開始時の混乱を減らせます。

30分相談か90分講座かで無料プランの意味が変わる

同じオンライン会議でも仕事内容によって必要時間は違います。

30分程度の相談なら、Zoomの40分上限でも対応できる場合があります。

50~60分程度の面談なら、Google MeetやTeams Freeの60分という上限も比較材料になります。

90分の講座や長時間のコンサルティングなら、無料プランの上限では足りません。

その場合は、

Zoom Pro:最大30時間
Google Meetの対象有料プラン:最大24時間
Teams Essentials等:最大30時間

といった有料プランを比較します。

「無料で何分使えるか」ではなく、普段予定する面談時間より余裕を持てるかを見ることが重要です。

録画が必要なら保存場所まで比較する

オンライン相談を録画する場合、「録画ボタンがあるか」だけでは判断できません。

たとえば、

Zoom Basic:パソコンへのローカル録画
Zoom有料版:クラウド録画も利用可能
Google Meet対象プラン:Google Driveへ保存
Teams対象プラン:Microsoftクラウド側へ保存

という違いがあります。

クラウドへ録画すると、端末故障に備えやすい一方、共有設定や保存期間、アカウント解約時の扱いも確認する必要があります。

ローカル録画では、自分でバックアップやアクセス制御を行う必要があります。

録画は参加者へ事前に説明する

顧客との会話を録画する場合は、機能上録画できるからといって無断で開始するのではなく、事前に録画することを参加者へ説明し、必要な同意を得る運用を検討してください。

伝える内容としては、

・録画すること
・録画の目的
・誰が見るのか
・どこへ保存するのか
・いつまで保存するのか
・第三者へ共有する可能性があるか

などがあります。

各ツールも録画開始時に参加者へ通知する機能を備えていますが、その通知だけで、自分の事業に必要な説明・同意がすべて満たされると決めつけないでください。

業種、契約内容、扱う情報によって必要な対応は異なります。

顧客情報・機密情報を話す場合の注意点

オンライン会議では、

・氏名
・住所
・連絡先
・契約内容
・売上情報
・顧客データ
・画面共有した社内資料

などが会話・映像・チャット・録画に含まれる場合があります。

会議URLをSNSなど不特定多数が見られる場所へ掲載する必要がない場合は、顧客へ個別に送る方法を検討します。

待機室やロビーを使う場合は、参加者名を確認してから入室させます。

画面共有するときは、メール通知や他の顧客情報が表示されないよう、共有するウィンドウやデスクトップを事前に確認します。

録画ファイルをクラウドで共有する場合も、「リンクを持っている人なら全員閲覧可能」のような設定になっていないか確認します。

また、自分の業種や取引先との契約で、録画や外部クラウドへのデータ保存について条件が定められている場合は、その条件を優先してください。

どのサービスを選ぶかは仕事内容から決める

3サービスを一律に順位付けする必要はありません。

短時間の相談が中心

30~40分程度で終了し、無料でもパソコン録画を使いたい場合は、Zoom Basicの機能範囲を確認します。

Googleカレンダーを中心に予定管理している

Googleカレンダーから予定とMeetリンクを一緒に発行したい場合は、Google Meetとの連携を確認します。

60分以内で録画不要なら無料利用、録画や予約ページが必要ならBusiness Standardなどを比較します。

Outlook・Microsoft 365を仕事で使っている

Outlookの予定、Word・Excel、Microsoft 365とまとめて管理したい場合はTeamsを比較します。

会議だけならTeams Essentials、Microsoft 365全体も必要ならBusiness Basicなどの料金を見る方法があります。

まず無料版で確認すること

本番の顧客面談の前に、自分の別端末や家族・協力者などを相手にして、機密情報を含まないテスト会議を1回開いておくと確認しやすくなります。

確認するのは、

  1. 会議URLを発行する
  2. アカウントなしの相手が参加する
  3. 待機室・ロビーから入室させる
  4. 画面共有する
  5. チャットを送る
  6. 背景を変更する
  7. 字幕を表示する
  8. 必要なら録画をテストする
  9. 会議終了後に録画の保存場所を確認する

という流れです。

機能表だけでは、「顧客が参加するときに何回クリックするのか」「自分が会議URLを毎回作りやすいか」までは分かりません。

まとめ|無料時間より「参加・予約・録画」まで見る

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsはいずれも、個人事業主が顧客とのオンライン相談や打ち合わせに利用できる候補です。

無料版では、

Zoom:最大100人・40分
Google Meet:最大100人・60分
Microsoft Teams Free:最大100人・60分

です。

ただし、無料時間だけで選ぶ必要はありません。

Zoomは無料版でもパソコンへのローカル録画が可能です。

Google MeetはGoogleカレンダーとの統合があり、対象WorkspaceプランではGoogle Driveへの録画も利用できます。

TeamsはOutlookやMicrosoft 365との組み合わせを含めて比較でき、Teams Essentialsでは長時間会議や録画にも対応します。

個人事業主が確認したいのは、

「相手が迷わず参加できるか」
「普段の面談時間に足りるか」
「画面共有が必要か」
「録画が必要か」
「普段使うカレンダーと連携できるか」
「録画データを安全に管理できるか」

です。

特に録画は、録画機能の有無だけでなく、参加者への説明・同意、保存場所、共有権限、保存期間、有料プラン解約後の扱いまで含めて確認してください。

※料金・機能・利用条件の情報確認日は2026年9月9日です。

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